ヒカルが「化け物」と呼んだ男、みんてぃあとは何者か。

ヒカルがこう言っています。

「文章だけで人を動かせる。簡単に言えば、コピーライティングの天才です。」

「何でも売れるんですよ。極端な話、この水を『1万円で売ってこい』って言われても、多分売れる。それくらいの力があった。」

「文章だけで物を売るなら、ミンティアさんは化け物です。」

年商200億円・登録者480万人のYouTuberが「化け物」と表現する人物。それが新田祐士(みんてぃあ)です。

ヒカルのビジネス思考の根幹を作り、Brain運営者の迫さんも同じく影響を受けた。にもかかわらず、一般にはほとんど知られていない。この記事では、そのみんてぃあという人物の魅力を掘り下げます。

京都大学大学院を中退して、1年目に2億円稼いだ男

新田祐士(1987年生まれ)は、京都大学理学部を卒業後、大学院在学中に起業を決断し中退します。

その結果が驚異的です。社員ゼロ・経費数万円の状態で、起業初年度に会社員の生涯賃金を超える売上を達成。メール1通で最高1億円以上の売上を記録したこともあります。

何かの事業を立ち上げたわけではありません。使ったのは「文章」だけです。メルマガとセールスレター。それだけで、1年目に2億円という数字を出しました。

後にヒカルが「コピーライティングの天才」と評したのは、この実績があってのことです。

ヒカルが20万円を払ってでも会いに行った理由

ヒカルは情報商材時代、兄の紹介でみんてぃあのメルマガに出会います。その後、みんてぃあが運営するコミュニティ「ネクストステージ」に約20万円を払って参加し、本人と直接Skype通話をしました。

ヒカルはその体験をこう語っています。

「20万円くらい払って、10分くらい話しました。でもその10分で十分だった。『あ、この人すごいな』って思った。世界が広がった感覚があった。だからもう元取れたんですよ。」

「その後、一回も連絡取ってないです(笑)。でもその時に得たものだけで、また情報商材の世界で成功して、その後YouTubeに行った。」

10分・20万円。それで「元が取れた」と断言できる学びを得た。

これは誇張ではないと思います。ヒカルはその後、一度もみんてぃあに連絡を取っていない。それでもYouTubeで年商200億円のビジネスを作り上げた。10分間で受け取ったものが、それほど本質的だったということです。

みんてぃあが提唱した「集客→教育→販売」の革命性

みんてぃあが最も重要な貢献として語られるのが、「集客→教育→販売」というフレームワークです。

ヒカルはこう説明しています。

「ミンティアさんが提唱してたのが、昔は『集客→販売』だったんですよ。でも時代が変わった。これからは【集客→教育→販売】なんだって言ってたんですよ。この『教育』がないと売れないって。むしろ教育を入れた方が爆発的に売れるって。これを僕はYouTubeに完全に取り入れてるんですよ。」

「これが僕の中で一番大きかったかもしれない。他のYouTuberって多分あんまりやってないです。今でもやってないと思う。」

「教育」とは何か。ヒカルはこう定義しています。

「教育って何かって言うと、”価値に気づける状態まで育てること”なんです。例えばわさびって、小学生の時は美味しくないじゃないですか。でも大人になったら美味しいって思える。それと同じ。価値を理解できるステージまで持っていく。これが教育なんですよ。」

「売る前に、まず相手を育てる」。この発想は、当時のネットビジネス業界では異質でした。みんてぃあはそれをメルマガというシンプルな媒体で実装し、2億円という数字を出した。

ヒカルはこれをYouTubeに移植しました。480万人への日々の動画が「教育」であり、その信頼が企業案件や商品販売という「販売」に変わっていく。形は違いますが、構造はまったく同じです。

「AとCをつなぐB」——翻訳者という概念

みんてぃあが提唱したもうひとつの重要な概念が「翻訳者(B)」の価値です。

「これからはAとCをつなぐBが必要になる。A=専門家(経営者・投資家など)、C=一般大衆。このAとCの間には大きな壁がある。だから必要なのがB。つまり”翻訳者”なんですよ。Aが言ってる難しいことを噛み砕いて、誰でも理解できる言葉に変えて伝える。この役割に価値が生まれる。」

ヒカルはこの「翻訳者」の定義を、自分のYouTubeの本質だと言っています。

「僕のYouTubeってまさにそれなんですよ。難しい話を扱っても、難しく話さない。絶対に。例えば専門家がゲストで来ても、そのまま難しい話をさせない。ちゃんと僕がかみ砕いて整理して、誰でも理解できるところまで落とす。これを徹底してるんです。」

「多分ミンティアさんの教えを、ここまで形にしてるのって僕くらいじゃないですかね。」

「専門知識をそのまま出すだけでは価値にならない。誰かが橋を架けなければ、知識は届かない」——みんてぃあはこの原理をメルマガ時代に言語化していた。その後、ヒカルがYouTubeという舞台でそれを体現した。

みんてぃあの「ストーリー」という哲学

みんてぃあのビジネスの根底にあるのは「ストーリーライティング」という概念です。

ただし、みんてぃあのいう「ストーリー」は単なる「感動話」ではありません。

「読者の価値観を書き換え、行動を起こさせるための構造」——それがみんてぃあのストーリーライティングの定義です。

「人生全て=コンテンツ」という考え方も特徴的です。一見平凡な出来事も、適切な意味付けとストーリー構造で魅力的なコンテンツに変えられる。これは「ネタがない」「自分には語れることがない」と感じている人への、根本的な問い直しでもあります。

さらに「円を縁に変える」という言葉もみんてぃあらしい視点です。金銭的な利益よりも、ストーリーを通じて生まれる人間関係やつながりに本質的な価値を見出す。ビジネスの手法でありながら、どこか「人生の哲学」に近い。

「セールスレターを書く前に、メルマガのストーリーで価値観を教育しておけば、販売時に抵抗がなくなる」という逆算的な思考。これが、みんてぃあが「文章だけで1億円」という結果を出せた構造です。

ヒカルだけじゃない。業界の要所にみんてぃあがいる

みんてぃあの影響が広がっていることを示す事実がひとつあります。

ヒカルとBrainの迫さんは、対談の中で「同じ師匠から学んでいた」と気づき、驚きます。二人とも、互いを知る前から独立してみんてぃあのメルマガに出会い、影響を受けていた。

ヒカルは「NEXT STAGE(ネクステ)」というYouTuber事務所を立ち上げています。みんてぃあが当時運営していたコミュニティの名称は「ネクストステージ」。ヒカル自身もこの偶然に対談で言及しています。

表に出ることなく、しかしネットビジネスとYouTubeの両方の要所に名前が現れる。みんてぃあはそういう人物です。

まとめ

  • 京大大学院中退→起業初年度に会社員の生涯賃金超え。「文章だけ」で実現した
  • ヒカルが20万円払い10分話しただけで「世界が広がった」と言わしめた人物
  • 「集客→教育→販売」はみんてぃあが提唱し、ヒカルがYouTubeで実装したフレームワーク
  • 「AとCをつなぐB(翻訳者)」の概念がヒカルのYouTube戦略の核心になっている
  • ヒカル・迫(Brain)・複数の業界プレイヤーが、独立してみんてぃあの影響を受けている

「化け物」とヒカルに言わしめた理由は、実績でも経歴でもなく、「文章という誰でも使えるツールで、誰よりも人を動かせた」という一点にあると思います。

知名度こそ高くありませんが、ネットビジネスからYouTubeにいたるまで、日本のコンテンツビジネスの根っこに静かにいる人物——それがみんてぃあ(新田祐士)です。

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